国際シンポジウム「大規模工業地帯への自然災害の影響」2015

開催日時：　2015年3月11日（水）-12日（木）

開催場所：　大阪大学中之島センター( http://www.onc.osaka-u.ac.jp/index.php)

共催：　　　国立大学法人　大阪大学大学院工学研究科

　　　独立行政法人　港湾空港技術研究所

　　　国立大学法人　京都大学防災研究所

懇親会:　　同センター９階の交流サロンにて，3月11日18:00より開きます．
会費（2千円，ただし，招待講演者および学生除く）

目的：

2011年3月11日の東日本大震災では，大規模な津波によって工業地帯の油貯蔵施設から大量の油が流出し，気仙沼市街地は全焼した．今後，東海・東南海・南海連動型地震とそれに伴う津波の発生が予測され，東京湾，伊勢湾，大阪湾では大規模工業地帯への災害とそれに伴う有害物質の流出が懸念されている． このような大規模な地震・津波ばかりでなくハリケーンまたは台風による大規模工業地帯への災害とそれに伴う有害物質の流出のリスク評価を行い，その減災対策を取ることは緊急の課題となっている．このシンポジウムは，これらに関係する多方面の研究者，行政，企業を横断的に結び付け，世界の沿岸の安全を前進させることを目標としている．

話題：

²  世界で起きた大規模な地震・津波ばかりでなくハリケーンまたは台風による大規模工業地帯の被害とその影響の事例報告

²  大規模自然災害に伴う大規模工業地帯の被害とそれに伴う有害物質の流出のリスク評価

²  技術，設計，情報，制度の観点からの減災対策

²  その他

組織委員会

シンポジウムプログラム（第2版）

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シンポジウムのまとめ

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第25回海洋工学シンポジウム（2015年8月6-7日、東京）

・第25回海洋工学シンポジウム（2015年8月6-7日、東京）にて、オーガナイズド・セッション「大規模自然災害や事故に伴う産業プラントからの油・ガス流出のリスク評価と減災対策」にて、当イニシアティブから研究発表が行われた。

http://www.oesymposium.com/index.html

OES25-068 加藤直三 "大震災時の石油コンビナートの安全性に関する包括的リスク管理基準と革新的減災法"

OES25-047 Wai Phyo Kyaw, Atsushi Yamada, Youhei Takagi, Hiroyoshi Suzuki, Naomi Kato "Numerical and experimental studies on multiphase flow in tsunami with oil spill"

OES25-011 國松航, 古瀬智博, 西山真司, 青木伸一, 荒木進歩, 小竹康夫 "港内のエネルギー貯蔵施設に及ぼす遡上津波による流体力"

OES25-124 Lanurak Phongnumkul, 椿野隆宣, 石丸裕, 向山和孝, 花木宏修, 倉敷哲生 " 大規模地震による石油化学コンビナートの被害に対する影響評価"

OES25-122 高欣佳, 牧野秀成, 古莊雅生 "AISデータを用いた石油コンビナート周辺海域における船舶の沖待ち状況解析"

OES25-120 牧野秀成 "AISデータを用いた大津波来襲時の石油コンビナートを有する港湾における船舶の避難状況把握"

OES25-092 嶋川純平, 常田賢一, 植田裕也, 小林拓磨 "岩手県大槌町浪板地区における道路盛土・鉄道盛土の多重防御による津波減勢効果の検討"

OES25-009 鈴木博善, 加藤直三, 竹内昂平, 奥林拓也 "フレキシブルパイプを用いた津波被害低減法に関する研究"

国際シンポジウム「大規模工業地帯への自然災害の影響」2016

開催日時：　2016年1月12日（火）-13日（水）

開催場所：　大阪大学中之島センター( http://www.onc.osaka-u.ac.jp/index.php)

共催：　　　国立大学法人　大阪大学大学院工学研究科

　　　国立研究開発法人　港湾空港技術研究所

協賛 ：化学工学会関西支部

　　　　　化学工学会安全部会

　　　　　土木学会関西支部

　　　　　日本船舶海洋工学会

　　　　　安全工学会

　　　　　災害科学研究所

　　　　　高圧ガス保安協会

参加費：　5千円 (ただし，招待講演者除く）