お久しぶりです。ブログ係です。
2023年5月から8月にかけて、前期のゼミが週に一回の頻度で開催されていました。
今年は、プログラミング学習の一環として、ソフトウェア開発環境とそれを実行するハードウェアがセットになった「Arduino」というツールを使用した活動を行いました。最初の数週間でArduinoのキットを使用してできる基本的な機能を実行してみた後、学年をまたいだ縦割りのチームに分かれて新たな作品の制作に挑戦しました。ここでは、各チームが制作した作品を軽くご紹介します。
・グループ1
デモンストレーション動画のダウンロードはこちら(約34MB)
グループ1はPD制御を用いたライントレースカーを製作しました。車の前についたセンサーが紙に書いた黒い線を読み取り、うまくたどっています。基盤が車体の上に乗らず手で持ち上げる必要があるのはご愛嬌。
・グループ2
デモンストレーション動画のダウンロードはこちら(約43MB)
グループ2はフラッシュ暗算システムを開発しました。問題に正解するかどうかで次の問題のレベルが決まります。図らずも研究室メンバーの計算力が試される機会となりました。
・グループ3
デモンストレーション動画のダウンロードはこちら(約17MB)
グループ3は自動で水位調整を行う作品を制作しました。コップに水を注ぐとある一定のラインで注水が自動的に止まります。ダムの水位調整などは多くが手動で行われていますが、この方法が確立すれば事故の削減や水不足の解消につながるかもしれません。
・グループ4
デモンストレーション動画のダウンロードはこちら(約25MB)
グループ4は0から99までの数字を使った数あてゲームを製作しました。入力した数字が正解に近いほど高い音がなります。正解したときに流れるどこか聞いたことのある音楽は1音1音丁寧にプログラミングしたそうです。
・グループ5
デモンストレーション動画のダウンロードはこちら(約10MB)
グループ5はセンサーでふたが開くゴミ箱を製作しました。手をかざすだけでふたが開くのでスマートにゴミが捨てられます。段ボールで作ったとは思えない(?)可愛らしいフォルムがこだわりポイント。
いかがでしたでしょうか。
各グループで実に個性豊かな作品を制作していましたが、どのグループのメンバーも意見交換を交えながら楽しく制作していたことが印象的です。昨年はオンラインでのゼミがメインだったこともあり、対面実施ならではの体験をすることができました。今回の前期ゼミで得たプログラミングスキルや課題解決力をこれからの大学生活に活かしていきたいですね。