海事機械システム工学領域では,海洋環境を保全しつつ海洋の有効的な利用・開発を目指し, 海事流体力学,ビークル動力学,制御工学,ロボット工学を基礎とし,海洋学,バイオメカニクスなど 異分野との融合を図りながら,海洋機器・海中機器の効果的な開発や新しい機能の開拓を目標に研究を行っています.


最近の研究項目と研究テーマ

  • 海洋監視水中ロボットに 関する研究

  • 1)海底から噴出する油・ガスを自動追跡する水中ロボット(SOTAB-I)の開発と運用

    2)浮流重油を自動追跡するブイロボット(SOTAB-II)の開発と運用

    3)沿岸域環境モニタリング用水面貫通型水中ロボットの開発と運用


  • 海洋環境シミュレーションの研究

  • 1)海底から噴出する油・ガスの挙動解析

    2)浮流重油漂流シミュレーションとデータ同化

    3)津波による石油タンクからの油類等危険物流出の解析


  • 海洋工学へのコンピュータを用いた流体力学的手法の応用の研究

  • 1)テザーケーブル付水中ロボットの運動解析

    2)水中ロボットの流力特性の評価


  • 海洋構造物の長大弾性管の研究

  • 1)初期張力がかかった一本および複数本の柔軟円柱 に作用する渦励振の流体力学に関する実験的研究

    2)長大弾性管の渦励振の軽減法

    3)長大弾性管の渦励振の数値解析


  • 生物規範型水中ロボットの研究

  • 1)水陸両棲生物の歩行と遊泳の運動メカニズムと生物規範型ロボットへの応用

    2)生物模倣型水中ロボットの高精度操縦性能

    3)弾性体胸鰭アクチュエータに関する研究

    4)人工鰭を装着したアカウミガメの運動解析


  • 石油コンビナートの地震・津波被害の軽減法に関する研究




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