Impressions

 
 
 
 
 
 
 

チーム構成
リーダー
鶴谷奉介
メンバー
川上賢一

藤原慎介

落合圭太




 
 
 
鶴谷奉介

 まず、プロジェクトについて言うと、実際、窓拭きロボットについて考えようとした時、
 役割を決めずに、適当に意見を出し合っていただけだったのだけど、
 なんとなくそれでうまくいったので良かった。

 あの人数で役割分担をするのは逆に難しかったのではないだろうかと思う。

 プロジェクトそのものについては、他の班からの意見が本当にたくさんでたけど、
 それはこの班が最もロボットに近い物であるからと思った。

 すなわち、実際ロボットを作ろうとするということは、
 システムを作るよりもっともっと大変な仕事なんだろうなと思った。

 他の班については、何かシステム系ばかりで、色々面白かったけど、
 自分の班も含めて、やっぱり実現不可能で終わってしまってちょっと残念だった。

 でも他の班では、実験などもしていて、がんばっているなーと思った。

 まあ、ようやくこの基礎セミナーが終わったわけですが、やっぱり改めて、
 現代におけるロボットの位置というものを認識しました。

 これからは本当にそういうロボットの世界になっていくようになるし、
 この事をこれから役立てていきたいと思います。
 




 
 
川上賢一

 構造のイメージはかなり変っていたけど、
 その分コンパクトでより性能の良い物になっていた。
 
 はじめはもっと今までに見た事もないような形を考えていたけれど、
 やはり実用化を考えていくうちに現実は厳しい事が良く分かった。

 他のチームのプロジェクトでも同じ事だと思うが、『ロボットを作る』という目標があるために、
 <ロボット>と<システム>とかの意味の違いを指摘されたり考えたりしてかなり苦戦した。

 それがこの基礎セミナーの大きな目的の一つだろうと思う。
 
 ロボットというものの意味や実現の難しさを学べたので、
 これをきっかけに色んなロボットを知り、考えていきたい。
 




 
 
藤原慎介

 自分の担当部分は、「どのようにロボットを軽くするか」という課題でした。

 そこで僕は、まずロボット自体の重さよりも、ほかの付属部分することにしました。

 そこで、洗剤の重さについて考えました。

 液体洗剤を用いると、大変な重さになる。

 そこで洗剤を泡にするという案を出しました。

 自分的にはかなり良い案だと思っていたのですが、発表のときとなると、様々な
 批判が出ました。

 「泡状にしたら、粘着力がなくなり、高層ビルなどの上階では強い風が吹くので
 使えないのでは?」とか、「いったいどのようにして泡状の状態を保つのか?」
 など、この授業の良いところはここであろうと思う。

 自分の主観的な考えを、様々な客観的な目で判断できると言う事であろうと思う。

 これらの問いに対しては、少し検討してみたのだが、先ず『風』に対しては、ロボ
 ットの周りをなにかついたてのような物で風除けを作れば良いと思う又、もう一つ
 の問いに対しては、少し考えさせられたのだが、洗剤を何かプラスチックのような
 軽い容器などに入れて、それを、プロペラのような物を作ってかき混ぜれば常に
 泡状態を保っていられると思うのだが、いずれにしても私の案はロボット自体の
 重さを重くしてしまう。

 このような、単純にできるとおもわれたことがらでさえ、大変な知恵を用いなけれ
 ばならないことを思い知らされた。

 もう一つの課題である「ロボットをどうやって窓に引っ付けたまま動かすのか」こ
 れは班全員での問題であった。

 発表のときは「タイヤ型吸盤」という案でいったが見事に失敗した。

 そこで、先ず根底から変えてタイヤ形でなく、人の足のようにすれば良いのでは
 ないかと考えました。

 いずれにしてもこの授業の良いところは、物事をいろいろな人の目で、様々な
 角度から見る事が出来る事だと思う。

 その事によって足りない部分を見出す事が出来、更なる進歩ができ、よい物を
 作ることが出来ると思いました。
 




 
 
落合圭太

 発表をする時点でかなり無理があるなあと思いつつも、時間がなかったのでそのまま突っ走ってしまった。

 発表した後の他の人からの質問はある程度予想していたものの、あまりの激しさに驚いた。

 中には直進しか出来ないと言われたときには本当に衝撃を受けるほど驚いた。

 この案の大部分が否定されたような感じで、どうにも修正のしようがなく、お粗末な考察となってしまった。

 最初の方は積極的に相談が出来なかったが、後半の方は結構意見がでで良かったと思う。

 この経験が将来プラスになればと思う。