海上空港などの利用目的で考えられている超大型浮体式海洋構造物には、単純な平板状の「ポンツーン型」と多数の支持浮体で上部構造物を支える「コラム支持型」が考えられる。本研究は、これらのうち、コラム支持型に関連した流体力学的基礎研究である。特に、
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右上図は理論展開に使っている座標系と記号の説明である。 実験は、装置の制約などから4行X16列=64本の鉛直円柱群に対して行っている。 下図は、浮体列の長手方向センターライン上における波形を 16 ヶ所で計測した結果であり、理論計算結果と比較している。流体力学的な同調点付近では、非粘性の仮定に基づく理論値の方が大きく推定しているが、位相を含めた変動の傾向などは良く一致していると言える。 |
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