第3回水中ロボット技術研究会の開催のお知らせ

 

日時:2004年7月30日(金) 13:00−17:30

開催場所:川崎重工業梶^叶崎造船 海友館新館1階 会議室 (案内図添付)

      最寄駅:「JR神戸」駅から:徒歩約10分

     「高速神戸」駅(阪神・阪急・山陽電鉄):徒歩約15分

     「新開地」駅(阪神・阪急・山陽電鉄・神戸電鉄):徒歩約15分

     「バーバーランド」駅(神戸市営地下鉄):徒歩約10分

     タクシーで上記各駅から3〜4分

 

議事次第: 

 13:00−14:00 「深海微生物の生態と探査」

              長沼 毅(広島大学大学院生物圏科学研究科)

     21 世紀の今、深海生物や地殻内生命など「惑星地球に育まれる生命」を認識することで、「惑星は生命の揺籃(ゆりかご)」という考え方が芽生えてきた。各種深海微生物(海底面近傍や地殻内)についての生態やその探査法、今後の展望について、議論する。

 14:00−15:00 「ROVを用いた魚礁観察及びアカアマダイ種苗の行動観察」

              M中 雄一 (京都府立海洋センター 海洋調査部)

     ROVを用いて魚類の魚礁への蝟集状況の観察や蝟集した魚種を明らかにした。蝟集した主な魚              は、ウマヅラハギ、アジ類が多く、その他アオハタ、タカノハダイなどが観察された。連続して             実施した魚探走航や釣獲試験の結果と合わせ、魚礁に蝟集する主要魚種の魚群量を算出した。              アカアマダイ種苗を放流し、ROVを用いて海底までの降下状況や海底での巣穴形成などの行動状             況を観察した。

 15:00−15:20 休憩

 15:20−16:20 「海上保安庁の救難業務へのロボットの応用について」

              野間 清隆 (第5管区海上保安本部 警備救難部救難課)

     海上保安庁では、海難が発生した場合には、巡視船艇・航空機を現場に急行させ、迅速・的確な海難救助が行われるように努めている。しかし、一言に海難といっても、多種多様あり、中でも転覆や沈没海難は、海上保安庁の潜水士が実際に潜水して救助作業を実施する必要があり、作業の危険性、困難性は特に高くなってくることから、このような危険な作業にロボットを投入するメリットは十分にあると思われる。

 16:20−17:30 討論会

     分科会の設立についてなど

18:00−20:00 懇親会 

     懇親会会費:3000円