「救助方法」に入る前に補足しておく・・・・・・。
◎三角測量法・・・・・三角測量法には2つの送受信可能なセンサーが必要である。センサーは対象の電波等を発しているセンサーまでの距離を測定するものである(図1)。よって、2つあれば対象物が2つの円の交点のどちらかに存在するということが分かる(図2)。
陸上に位置したセンサー(管理者のいる建物のこと)を十分離しておく。
腕輪センサーからの電波をキャッチすればロボ出動、溺れている人の位置を三角測量。
ロボの2つのセンサーはこの段階では他のセンサーと十分離れているため、近似的に1つとみなすことができ、それを用いてロボの位置も三角測量する。
ロボが人に近づくとき、陸の2つのセンサーにはこの2つがほぼ同位置に考えられ、陸の2つのセンサーを使っての三角測量は不可能。
よって今度は「ボート自体の2つのセンサー使って」測量をはじめる。
以上によって人を収容し、無事陸のほうへ人を運んでくる。