研究実績の公開

大学という最高学府で、国・社会(国民)からの支援によって研究・教育を行っている以上、大学教員としてふさわしい活動をしているかどうかを示すために、自らの研究・教育活動の成果を可能な範囲で公開することは、社会から求められている大学人としての責務の一つと考えられます。

大阪大学では、全ての教員の研究・教育・その他の活動の状況は、大阪大学研究者総覧によって閲覧することができますが、船舶海洋工学部門全体の活動度を概観するという目的には必ずしも適していません。そこで、船舶海洋工学部門を構成する教員の研究業績を整理・統合して公開することにし、過去3年間の研究業績に関するデータを研究領域ごとにまとめ、PDFファイルとして用意しました。

教員の評価は、もちろん多面的、多軸的に行われなければなりません。研究内容でも、10年先を睨んで行い個人での基礎的研究を行っているか、産学連携や複数研究者との共同研究によって実用的研究を行っているかによっても研究成果の見え方は異なります。また、教育に重点を置いて次代を担う優秀な研究者を育成することも大学という最高学府における重要な責務です。それらを公平に正当に評価することは確かに大切で、一方難しいことですが、ともかく、研究・教育を活性化させるインセンティブとなることを期待しながら、支援をしてもらっている社会へ活動に関するデータを積極的に公開するという姿勢を示すことが大切だと考えています。