趣 旨 |
科学立国日本にとって,次世代を担う若手研究者・技術者を育てること,すなわち知識・技術の伝承は最も重要な国策の一つであり,それは船舶海洋工学の分野においても全く同じです。「船舶海洋」を学科名やコース名に掲げる大学では,それぞれに充実した内容の講義が行われているはずであり,それを基に熱意を持って教育をすれば心配するに及ばずと思われるかもしれません。造船関連の企業においても然りかもしれません。しかし,他大学の学生・教員や社会人と寝食を共にして交流し,他大学の先生の講義を聞くことによって大いに刺激を受け,「井の中の蛙」から世界の大海に飛躍するきっかけを掴むことができるかもしれません。何事も一流になるためには,全国レベル・世界レベルの刺激,切磋琢磨の努力が重要だと思います。 そのような機会を学生,若手研究者・社会人に提供するため,日本船舶海洋工学会では,推進性能・運動性能の分野だけですが,二泊三日の研修スタイルで行う「夏の学校」を企画・実施することに致しました。この「夏の学校」の目的は,単に参加して講義を聴くだけでは達成できません。企画・準備にも積極的に関与することによって,次世代のリーダーとして必要なリーダーシップの資質が養われるはずです。そのような前向きな考え方を持ち,是非積極的に参加して視野を拡げて頂きたいと願っております。 |
開催期日 | 平成20年8月22日(金)〜24日(日) |
開催場所 |
神戸市立 神戸セミナーハウス 第1国際セミナー室 〒651-1503 神戸市北区道場町生野字ロクゴ318-2 http://www.pb-k.jp/kobeseminarhouse/index.html |
参 加 費 | 学生: 5,000 円, 一般(社会人): 10,000 円 宿泊研修費(2日分)すべて込みです! |
申込方法 | 参加申込書(WORDファイル,
PDFファイル)をダウンロードし,必要事項を記入の上, 下記の申込先まで Email にて送信して下さい。 |
申 込 先 | 池田剛大 博士前期課程2年 大阪大学大学院工学研究科 地球総合工学専攻 船舶海洋工学部門 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘 2-1 Email: Tel: 06-6879-3496(船舶試験水槽),Fax: 06-6879-7572 (柏木教授室) |
申込締切 | 平成20年8月10日(日) |
第1日目:8月22日(金) | |
受付 | |
13:00〜 | 特別講義その1:波にまつわる話、エトセトラ 内藤 林(大阪大学名誉教授) |
14:45〜 | 特別講義その2:粒子法の基礎および海岸工学への応用研究の現状 後藤仁志(京都大学工学研究科 都市環境工学専攻 教授) |
16:30〜 | 特別講義その3:輸送の三原則を統合した国際海上輸送システム創出の研究 塩谷茂明(神戸大学自然科学系先端融合研究環 教授) |
18:15〜 | 夕食・懇親会 |
20:00〜 | 講師を囲んでの交流会 |
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第2日目:8月23日(土) | |
朝食 | |
08:45〜10:15 | 基礎講座テーマその1:船舶におけるCFDの基礎と実践−第1部 田原裕介(大阪府立大学大学院工学研究科 航空宇宙海洋系専攻 海洋システム工学分野) |
10:45〜12:15 | 基礎講座テーマその1:船舶におけるCFDの基礎と実践−第2部 田原裕介(大阪府立大学大学院工学研究科 航空宇宙海洋系専攻 海洋システム工学分野) |
昼食 | |
13:30〜15:00 | 基礎講座テーマその2:不規則波中での浮体動揺とランダム現象−第1部 箕浦宗彦(大阪大学大学院工学研究科 地球総合工学専攻 船舶海洋工学部門) |
15:30〜17:00 | 基礎講座テーマその2:不規則波中での浮体動揺とランダム現象−第2部 箕浦宗彦(大阪大学大学院工学研究科 地球総合工学専攻 船舶海洋工学部門) |
18:00〜 | 夕食 |
20:00〜 | 課題研究とその発表会(検討中) |
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第3日目:8月24日(日) | |
朝食 | |
08:45〜10:15 | 基礎講座テーマその1:船舶におけるCFDの基礎と実践−第3部 田原裕介(大阪府立大学大学院工学研究科 航空宇宙海洋系専攻 海洋システム工学分野) |
10:45〜12:15 | 基礎講座テーマその2:不規則波中での浮体動揺とランダム現象−第3部 箕浦宗彦(大阪大学大学院工学研究科 地球総合工学専攻 船舶海洋工学部門) |
12:15〜12:30 | 修了式,解散 |
昼食 |
その他注意点 | |
基礎講座では,エクセルをインストールしているPCを持参すると,CFDの実践を自分のPCで体験することができます。
参加者に役に立つ情報を PDF ファイルで用意しました。
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