今治は空梅雨のような雨が少ない6月であった。皆さんには、いかがお暮らしでしょうか。
 不景気で、リストラにあい、失業中という知らせは届いてないが、給料が下がり、出向させられ、教育費が嵩むので、辛い日々の人もいると想像している。蛾死はせねども、浮世は辛い。
 昨年末のクラス会(越智偉・柏木・公治・羽倉・羽藤・村上篤信・村瀬・吉武出席)以来、随分月日が過ぎ、村瀬さんが撮った写真は二月には出来ていたのに、遅れてしまい誠に申し訳ないと、お詫びを申し上げる。今度は、2000年間題で、詰めねばならぬ人が多く、死ぬような言辞を弄したのに、激励に来る人が多くなかったのは、巡り合わせと諦めよう。今年度は、是非是非、無理してでも御参加あられたい。ほんとに、生きてるうちに、なんとか声でも聞きたい。東京でも、25期の会があり、学年主任の玉井徹先生を囲む会を、催すようにお願いしていたら、11月27日青山メトロ会館で開かれる運びとなった。矢野夫妻の強力な働きにより、関東地区のクラスの面々が集まったのは、壮観であった。(石丸・浮穴・谷本欠) 玉井先生も大満足、次からの出席を約束された。その席で、卒業25年を記念して、旗が披露されたが、吉武君がわざわざ今治まで、持ち帰ってくれたのは、有り難かった。二次会でも、新たなる参加者があり、大感激であった。パイレーツの乗り場まで、送ってくださり、発車まで見届けてくださった矢野久子さんの心配りには、誠に嬉しく、痛み入った。迷惑の掛けどおしで、相済まぬと思っている。飲兵衛の主任を持ったのは、君達にとって、災難であり、長々と、崇るのは罪深過ぎると自責。

 同封するは、公治君の住所一覧で、いつものことながら、献身的御奉仕には、敬服する。彼の働きがなければ、毎年の開催はなく、皆さんの驚きの種ともならなかったであろう。毎年クラス会がありよると言えば、「ウッソウ」と特別な目で見られる。西村博幸君の住所・電話番号(帰省先も含めて)は、空欄と心得てほしい。誰か、新住所をご存知の方、公治君か私に連絡を。

 私の近況。例により、中1から高3まで、9時30分(月曜は10時30分)まで、英語を教えている。受験参考書、勉強術の本をかなり漁り、君達を教えた頃は、私は拙な先生であったと慙愧に耐えない。駿台予備校の伊藤和夫は、君達の高校生の時代から、英語を読むことを、真剣に考え、成果を挙げていたようであるが、私は、君達に何を教えたか全く記憶がないので、情けない。今なら、うまい手があった。と後悔先に立たず。週宛、2時間で35回が、1年で、あれば、できることは必ずある。テキストを自前で作ることも、参考書を指定して、学習ぶりを調べ確認する方法もある。やらなかったのは、酒の飲み過ぎと、怠惰の為としか言いようがない。授業中に、馬鹿ばっかり言っていたのも、良くない。君達から後は、だいぶ改造したが、今から構想を建て、、自分なりの教材、授業のやり方、チェックの仕方を考え、後、5−6年の間が、生徒が寄ってくれる期間と心得、来年から、あちこちの教科書・問題集から、PC、 scanner、 printer を使い、大学に入って、困らない程度の読書力とまずまずの知的会話が行える語彙力を身に付けさせる教材を作りたい。こちらはやる気満々、でも男子生徒に気力少ないのが、日本の将来にとって不安の種。女性の社会進出と、男性の主婦化、価値観の多様化、やさしい男を尊ぶ風潮、自助努力せずに報いを得ることを主張する無知な結果平等社会。少子高齢化は、予想以上に早く進み、十代の無知無垢の時代の出産か、移民しか対策はないか。2020年まで生きぬことを願う。

 この6/17で67歳となった。気は若いのに、体力なく、薬(コニール・ユリノーム・タガメット)により、数値は境界ながら、なんとか正常値のなかにある。感情失禁により、涙脆くなり、弱気なところ、鬱病みたいなところが、出てきて、死期は間近と思わせる。卒業以来会ってない人、暫く話してない人に、何とか連格したい。 ’死ねばそれでお終い’が、厳粛なる人生の事実と心得ているので、いつか電話がかかると覚悟していてください。 9月には E-mail もできるようになるので、こちらも利用します。シニア料金(\1000)映画に行くが、残念、当地今治には、インド・北欧・イラン・中国映画など、来ないのが悔しい。昨年11月、「本当のジャクリーヌ・デュプレ」を新宿で見たが今治には遂に来なんだ。英語が聞けるように、耳を澄ませる。字幕で聞こえるのは情けない。昨日観た The Cider House Rules は、面白かったし、リプリー・ハリケーンなど、天保山のフジ・グラン横にできた、シネマ・サン・シャインが6映写劇場があるので、前よりは、良くなった。僅か2−5人の観客しかいないのに、と気が引けるが、文芸春秋・蛍雪時代・アエラなどに紹介されたものを、念掛けて見にゆくことにしている。CDと映画、自分の興味を引く本をながめ、この3月の「シスレー展」国立博物館の展示など、大都会へ出掛けた時に、情報を集めておいて見にゆく。目方が相変わらず85キロあるので、長時間2本足で立っているのが辛い。哀れなことだ。暫く、歩かず、歩くと、脛(すね)の筋肉が痛むので、変形性まではいかぬが、両膝の周りの筋が痛む。脚上げ運動を勧められたが、薄志弱行、ほとんど実行していない。冷房かけると、痛むので、今年の冬が思いやられる。65を過ぎた人が、ラジオ体操すらもできないと、55歳の時に聞いて、嘘と思ったが、事実であり、老人が鍛え、努力する姿を、笑止の沙汰と軽蔑したが、やはり、鍛錬は必要である。今更、ご婦人の歓心を買う気力はない。老いらくの恋は、すごい活力源になる由、承知はしている。紅灯の巷で、姐ちゃんのお相手をするとか、不倫の恋で、相手の家庭を壊すとか、はたまた、援助交際で新聞種になるはどの馬力はもうない。出来る時にことは起こしておくものである。体型が気になる人は、気が若い。努力されたい。

 我が家の周囲の小自然(アスファルトで舗装されたところが大半な所に位置する)は、数少ない土の帯出した一角で、近所の猫(飼い猫、野良猫)どもの、恰好のトイレと化した。レモングラスを辺り一面に植えつけることも考えている。まだ2本である。カナヘビとトカゲが走り回り玄関と裏庭に、アマガエルが各1匹、ナメクジたくさん、藪蚊少々、キアゲハの幼虫が取り除いても、必ず蛹、成虫となり、夏はまず日光はあたるが、冬は午後しか、恵まれない。ツバキ・サザンカ・シンビ・オンシなどを鉢に植え、キイチゴを頬張る。室内には、観葉植物を鉢に植え、ヒメダカ・普通のメダカ(村上篤信君とこの境の用水路で昨秋捕らえた。散歩の時は、水路・川池を覗きこんでは、メダカの姿を追うが、近頃はめったに見ない)が40匹位、壷の中で泳いでいる。今年は1日花のホテイアオイを野間の池から取ってきて、薄紫の花を楽しんでいる。

 老人の繰り言は聞き苦しかろう。ご寛容のほどを。クラス会には、是非御参加を!!!!
 例により、進学情報、英語の教材など、なんでもよいから、お知らせください。
 今年は、暑そうだ。体調にくれぐれもご配慮を。今年は今西が甲子園?!

(00, 7, 17: 皆既日食の翌日)

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