A:教養・視野の広さ
船舶および海洋空間の利用・開発に対して、経済活動に偏らず、その有効性と安全性に対する理解力を養う。
A-1:海洋空間が地球上で生きるものの共有財産であることを理解し、ものづくり技術者の身につけるべき倫理・責任とその視点を学ぶ(技術者倫理)。
A-2:海洋空間で稼働する人工物のあるべき姿に関して、地球環境、人類の文化、経済性など多様な社会的視点から得失を論じうる力を養う。
B:多面的理解力
多様な力学・数学関連科目を通して、同一問題を多面的に理解する能力を養う。
B-1:流体力学、材料力学をはじめとする船舶・海洋分野の学問に精通し、専門基礎知識を身につける。
B-2:それぞれの学問分野の観点の違いを認識し、力学体系全体を見通しうる種々の方法を身につける。
B-3:反復して現れる問題を異なる観点から分析・解析することにより、深い洞察能力を養う。
C:類型化・発展化能力
船舶・海洋工学における問題解決法を理解し、他分野で形成された類似問題にも着目できる能力とその応用力を養う。
C-1:既知の問題解決法を習得し、それら相互の類似性に着目できる能力を養う。
C-2:技術の発展の歴史を知り、発展の原動力となった鍵の技術を習得する。
C-3:最近の動向や他分野の動向を理解し、自主的に類似問題に着目できる柔軟な姿勢を身につける。
C-4:類似問題を発展させ、社会の要請に答えるための応用力を養う。
D:抽象化能力
問題の日本語による論理的な記述力と問題の数学的定式化、モデル化できる能力を養う。
D-1:自らの考えを日本語によって論理的に記述できる表現能力を身につける。
D-2:自らの考えをスケッチし、それに基づき問題を数学的に記述する抽象化能力を身につける。
D-3:数学的に記述された文章を自らの言葉で理解でき、発展し続ける技術動向に継続的に対処できる能力を身につける。
E:具象化能力
必要な情報を獲得し、既存技術と新規技術を織り交ぜて解析、実行できる能力を養う。
E-1:技術文献情報を調査でき、それらに記載された事実を解析、実験・検証できる能力を身につける。
E-2:これまでの経験や実験結果を生かすと共に、自らの論理で得た結果を再解析し、具体的なものへと昇華させる能力を身につける。
E-3:コンピュータ援用能力を養い、具象化の助けにできる能力を養う。
E-4:与えられた制約を理解し、その下で計画を立て、ものとしてまとめる能力を養う。
F:展望能力・評価力
社会を動かす基本原理を理解し、将来にわたって技術の有効性、安全性を展望、担保しうる評価能力を養う。
F-1:社会の工学に対する要請が時代と共に変化することを理解し、変化の原因となった相反概念を評価する能力を養う。
F-2:社会的価値の変動と将来にわたって変動しない価値を峻別し、技術のあるべき姿を自ら考え、その有効性、安全性を展望、担保しうる評価能力を養う。
G:伝達能力
提案する解決策の内容、合理性、効果、実行可能性を他人に伝達できる能力を養い、さらに批判や異なる考え方を理解し、解決策の改善を行い得る能力を養う。
G-1:自らの考えを発表し、他人と討議しうるコミュニケーション能力を養う。
G-2:国際的に通用するコミュニケーション基礎能力を身につける。
G-3:相反するものの考え方があることを理解し、将来の展望の観点から自らの考えを改善できる能力を養う。
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